軌跡を刻む、未来を描く
\周年記念事業を未来のスタートラインに/
歩みを祝い、感謝の意を表す
そもそも「周年記念事業」とは何でしょうか? 読んで字の如く、創立から何周年か経った記念に行う事業のことですから、第一義的に、これまでの歩みを祝うという大切な目的があります。
そして、会社が今あるのは、お客さまからのご愛顧をはじめ、取引先の力添え、役員、従業員やスタッフの尽力があってこそ。これらステークホルダーへの感謝の意を改めて表することも重要な目的になります。
ということは、歩みを祝い、感謝の意を表する目的だけでいいような気もしますが、果たしてそうでしょうか?
未来を創造するためのスタートライン
仮に、50周年を記念して祝賀会を開き、その場で社長が「50年、ありがとうございました! 我が社は本日を持って解散します!」と宣言したとしたら、どうでしょうか……。
企業とは少なからず、社会に何かで貢献しようとする確固たる意志を持って存在している組織です。そして、その器に集まり、自分の働きを通して社会に貢献しているのが従業員です。企業とは、社会に対する働きかけ、従業員とその家族を守るという使命を持っていますから、「50年の節目だから解散」なんて簡単にはできません。
だからこそ次の10年、50年に向けてスタートラインとなる周年記念事業を行うことが大切ではないでしょうか。
複合型が増えている
近年の周年記念事業は、祝賀会と周年記念誌、顧客向けのイベントと特設ウェブサイト、社員向けのイベントと社外向けのイベントに加え新モデル発売、など様々な事業を複合するケースが増えています。これも全て、その企業の目的と目標から導き出された施策です。
来し方を祝い、周囲に感謝を伝え、そして未来を創造するための周年記念事業。皆さまの会社は、誰に何を伝え、どんな未来を創造しますか?
私たちJAPAは、手段ありきではなく、皆さまとコミュニケーションをとりながら、目的から逆算して最適解をご提案しております。お気軽にご相談ください。
メンバーコラム
結婚式の概念を記念品に
先日、錫ものメーカーさんが提案する、「錫婚式」のお話しを聞きました。
結婚10周年を迎えたおふたりが、「錫のように、しなやかな夫婦になった」ことを祝う錫婚式。しなやかな夫婦は、銀婚式、金婚式へ向かう過程で、その関係性をより豊かにしていくわけですが、このステキな概念は、結婚記念にとどまらず、企業の周年記念にも取り入れられるのではないでしょうか。
たとえば10周年のよき日に、「取引先や社員さんたちと柔軟に連携し、ものごとを成し遂げられるようになった」ことを祝う意味で、錫の記念品を用意してみる。
ちょっぴりロマンチックで、25周年へのさらなるご縁も願う記念品選びのストーリーは、 式典に参列した方の心にも深く残ることかと思います。
25周年には銀の記念品、50周年には金の記念品を用意できるよう、周年記念をジャンピングボードにして、自社の、そして日本の経済を盛り上げていきましょう。
田本 夕紀
今週のトピックス
〈周年記念事業で見込める効果〉
【周年記念事業がもたらす3つの効果】
周年記念事業の実施で見込める成果として、次の3つがあげられます。
1、社員の士気向上
2、ブランド認知の向上
3、社会的信頼の強化
ですので、まず目的を明確化することが重要です。
例えば、事業の目的を社内の士気向上と定めることで、具体的な取り組みを考えられます。
目的は一つに絞る必要もありません。
「社内の士気向上」と「ブランド認知の強化」を掲げた場合は、社内向けと社外向けの事業になりますから、きちんと整理して行うことが大切です。
もちろん、その分予算も多く必要になってきます。
私たちは常に、このような問いから始めます。
『誰に、何をお伝えしたいですか?』
帰って来るお答えは概ね3つ
「従業員へ感謝」「お客様へ感謝」「地域へ感謝」
です。先の見込める成果と同じですね!
今月の名言/銘言
英智とは、バオバブの木のようなもの
誰も1人でそれを抱きしめられない
西アフリカの格言です。
長寿企業の秘訣もバオバブの木ですね..
メンバー紹介
齋藤 久夫
Hisao Saito
はじめまして。齋藤久夫と申します。
広告用の写真・動画の撮影編集の会社と写真専門のNPO法人、街づくりのための一般社団法人を経営しております。
写真本来の役割は「記録し、伝え、残していくこと」です。
写真を撮るということは、誰かの人生と交わること。私たちは、その一枚が世代を超えて受け継がれていく覚悟を持ち、幸せを願って撮影に挑んでいます。今を未来に届けるタイムカプセルを創造していくことが私たちの役目です。
節目を迎える企業様にご活用いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
このコーナーでは理事メンバーを順番に紹介していきます
齋藤 久夫 藤原 智之 三島 進 南 あき 長井 伸樹〈代表〉 国場 みの〈副代表〉 田本 夕紀〈監査〉 小林 大剛 佐藤 圭