軌跡を刻む、未来を描く
\お客様の声のご紹介しまーす/
社員の気持ちが⼀つになった周年記念事業
今回ご紹介するのは、「公清企業」様の事例です。公清企業様は、札幌市の環境⾏政に関わり、産業廃棄物処理や上下⽔道、し尿処理場などのメンテナンスや環境アドバイスを⾏っています。
60周年の際に、記念バッジなどをお作りになしました。今回は窓⼝となってくださった同社専務取締役の東弘基様にお話を伺っています。
周年事業に取り組むきっかけは?
外部の⽅たちに我々のことを知ってもらうためにも何か形に残るものを作れたらいいねと社内で話していました。たまたまたくさんの⽅が集まる宴席で、⻑井さん(JAPAの代表)が胸にされていたバッジがシンプルだけれど、印象に残るものだったので、声をかけさせてもらいました。
記念バッジの他はどのようなことを?
会社の⼊り⼝に周年記念のシールを貼ったり、のぼりを⽴てたり、社⽤⾞にステッカーを貼るなど、1年かけて60周年であることを外に向けて発信しました。現場の作業員にも作業の邪魔にならないようソフトタイプのバッジを配布。全員が胸に60周年のバッジをつけました。
周囲の反応はいかがでしたか?
『これまでのイメージと異なり、華やかな雰囲気になりましたね』『新しい挑戦ですね』と声をかけていただきました。
社員さんの反応はいかがでしたか?
社員の多くが、⾃分たちの会社が60年という歴史を誇る企業であることを認識し、その重みと感謝を感じながら仕事に取り組んだ1年だったと思います。モチベーションが上がったという社員もいましたし、社員の気持ちがあらためて⼀つになったという感覚もあります。外への周知だけでなく、社員たちにとっても周年記念というのはとてもいいきっかけだったと思います。
60周年記念品
上から、
- 記念バッジ(ソフトタイプ)
- 記念バッジ
- 仕事への取り組みや想いをまとめた冊⼦「7つの⼼のストーリー」。
冊⼦表紙のキャラクター『地球ガエル』もオリジナルで制作。
この他、社章も刷新しています。
メンバーコラム
周年記念の副次的効果
年々増している⼈不⾜の問題。周年記念は、この問題にもポジティブな効果をもたらします。
創業から現在までの沿⾰を通して、創業者をはじめ、各時代を担ってきた⼈々の思いを振り返る。その思いに根差した事業活動を調べ、学び直す。こうしたプロセスを経て完成する周年記念誌やムービーは、単なるにぎやかしのツールではなく、会社理解にもひと役買います。
周年を迎えたとある企業のご依頼で制作した周年記念ムービー。これを⾒た若⼿従業員からは「うちの会社は、こういう思いから始まったんですね」との声が上がったといいます。
「周年という節⽬を通して、社内外に感謝を伝える」という主⽬的のほかに、「従業員の会社理解」という副次的効果が⽣まれた瞬間でした。
会社理解、特に創業の思いにふれることは、仕事の意義への気づき、深層的なやりがいの発⾒につながります。
やりがいのある仕事ができる場所に⼈は留まり、成⻑していくもの。このように周年記念事業は、時に⼈材定着の助けにもなりえるのです。
田本 夕紀
今週のトピックス
〈周年記念事業が企業にもたらす可能性〉
新たな成⻑に向けたスタートラインを、周念記念イヤーで迎える!
今⽇迎える周年記念イヤーは、単なる節⽬の⾏事ではなく、新たな成⻑のスタート地点です。『よくわからないよ』と感じる⽅もいるかもしれませんが、周年記念事業はこれからの5年、10年後に向けての⾶躍的な⼀歩になる可能性を秘めています。だからこそ、しっかりと⽅向性を定めることが⼤切です。
どの業界も競争が存在して、技術の進歩やニーズの変化がめまぐるしい時代です。こうした背景にあって「うちの会社はどこに向かっているんだろう…」こんな不安を感じている⽅もいます。
そんな中、周年記念事業を活⽤することで、その漠然とした不安を「次の成⻑に向けた明確な指針」へと変換することができます。
成⻑のヒントは社会に散らばっています。そのヒントを整理して、形にすることが重要です。ただこうした本来の⼤切な仕事は、つい⽇々の忙しさに追われ、⼿を付けられない状態になりがちです。そこで、周年記念イヤーを機にを中々⼿を付けられなかった将来に向けた重要な仕事を、散らばっていた想いや情報を⼀本の軸に集約し発信できる絶好のチャンスとして活⽤するのです。
貴社が迎えた節⽬のタイミングで「何を⽬標とし、何を強みにして進んでいくのか」を明確にするための場を設ける、たとえば、社⻑から従業員全体に向けて、新たなビジョンを共有するような時間を設けたり、過去の実績や失敗から得た学びを振り返ったりするんです。
そして、そのビジョンをわかりやすく⽰すために会社の歴史や未来の展望を社誌などに纏めてみるのもいいでしょう。
⻑井 伸樹
今月の名言/銘言
事実×情熱=ストーリー
⼈は、ストーリーを買う!
事実に情熱が掛け合わさることで『物語』になります。
是⾮、ストーリ/物語を⼀緒に作っていきましょう!
メンバー紹介
藤原 智之
Tomoyuki Fujiwara
藤原智之と申します。京都市⻄京区で製本会社を経営しています。
当社は「お客様の思いをカタチに」というコンセプトで、お客様の要望に応える製本、紙媒体の制作を⾏っております。現在は東京都千代⽥区にカークイースト事業部を開設し、デザイナー様、アーティスト、アニメ関係の制作を⾏っております。京都⽂化博物館ミュージアムショップ運営もしており、店舗運営と商品づくりも⾏なっております。
JAPAに加⼊し周年事業でノウハウを活かしたいと考えています。
今後ともよろしくお願いします。
このコーナーでは理事メンバーを順番に紹介していきます
齋藤 久夫 藤原 智之 三島 進 南 あき 長井 伸樹〈代表〉 国場 みの〈副代表〉 田本 夕紀〈監査〉 小林 大剛 佐藤 圭